生理日の変更(月経移動)

Change in the period of monthly illness

せっかくの旅行やイベントに生理日が重なったことはありませんか?

ある種の女性ホルモン剤を飲むことによって、生理の開始を早めたり遅くしたりすることができます。

次回の生理を早めたい場合

月経開始後5日~7日目ごろから1日1錠のピルを10日間以上服用します。

服用終了後、約2日~4日ぐらいすると月経が開始されます。次回の生理を早めたい場合は、月経を避けたい日の前に月経を移動させるようにしていきます。 この方法を利用することによって、事前に月経を起こすため、大事な予定の際にはピルを服用する必要がありません。

次回の生理を遅らせたい場合

月経予定日の5日ほど前からピルを服用していただきます。1日1錠、月経をずらしたい日まで飲み続けます。服用を続けている間、月経は開始されません。服用期間は長くても14日間程度で、服用終了後約2日~3日で月経がはじまります。

生理日の変更で失敗させないために

生理日を変更する場合に失敗を避けるためには、以下の点に注意する必要があります。

自分の生理周期を把握する

生理周期を把握することは、生理日を変更するためには非常に重要です。自分の生理周期を把握することで、ピルの飲み始めや、ピルの休薬期間を正確に計算することができます。また、自分の生理周期に合わせてピルを服用することで、生理日の変更をスムーズに行うことができます。

生理の周期が遅れてしまう要因を避ける

生理周期が遅れてしまう原因には、ストレス、睡眠不足、体調不良、ダイエット、過剰な運動などがあります。これらの要因を避けることで、生理周期を安定させることができます。生理周期が不規則な場合は、ピルの服用前に医師に相談することが重要です。

ピルの飲み忘れを防ぐ

ピルの飲み忘れは、生理周期を変更する上で最大の問題です。ピルの飲み忘れを防ぐためには、同じ時間に毎日ピルを服用するように心がけることが大切です。また、スマートフォンのアプリや、ピルケースなどを使って、ピルの服用を忘れないようにすることも効果的です。もし、ピルを飲み忘れてしまった場合は、医師に相談して指示に従って対応するようにしてください。

飲み忘れ防止

当院の月経移動について

簡単な問診だけで処方します。

*生理を避けたい日の1か月前に来院いただくと、生理を早めたり遅くすることもできますが、直前だと遅くすることしかできません。

初診料込み 4,000円~