Gynecology
通常生理周期は28日周期が一般的ですが生理の間隔が長くなることや逆に短くなることがあります。
おおむね25日から40日程度でくる場合はあまり心配ないと思います。それ以上の不順があれば治療が必要かもしれません。
無月経の原因は妊娠以外では、何らかの影響(ストレス、ダイエット、生活のリズムの変化など)で、卵巣に働きかける脳の下垂体などにあるホルモンの命令がうまく伝えられないことが原因です。
間隔が1週間以上早くなる場合や、逆に2週間ほど遅くなる場合が何度もあるようなら受診をお勧めします。
不正出血とは、通常の月経周期において予定外の出血が生じることを指します。
不正出血は、多くの場合、子宮内膜や卵巣の異常などによって引き起こされます。
例えば、子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣の機能異常、ホルモンバランスの乱れ、ストレスなどが原因として考えられます。また、過剰な運動やダイエット、食事の偏りなどによる栄養不足も不正出血を引き起こす原因のひとつとされています。
不正出血は、通常の月経出血とは異なり、量や周期、出血の性状にばらつきがあります。
病気のサインとして現れる場合もあるため、医師に相談することが必要です。治療法は原因によって異なりますが、ホルモン補充療法や手術などが行われる場合があります。
エコーで卵巣や子宮を調べたり、がん検診や場合によっては性病チェックもしますので、お気軽に当院までご相談ください。
生理痛でお仕事や学校を休むほどひどい人がいますよね。
そこまでひどくなくても、とってもつらい思いをしている方も一度診察を受けたらどうでしょう。
生理は子宮の中にある内膜が、月に一度剥がれるとき子宮が収縮することにより痛みが生じます。
生理痛の原因に「子宮内膜症」や「卵巣腫瘍」「子宮筋腫」が潜んでいる場合や、「感染症(性病)」の場合もあります。
また特に病気でなくてもただ体質的にひどい女性も多いようです。エコーでそれらの病気がないかどうか子宮や卵巣をチェックしておきましょう。
生理の前になるとイライラしたり、ふさぎ込んだり、お友達や家族とトラブルになったことはありませんか?
PMS(月経前症候群)とは、生理前に様々な症状が現れる病気です。
主な症状には、イライラ、うつ、不安、頭痛、乳房の痛み、腹痛、下痢、便秘などがあります。これらの症状は生理が始まると自然に消えますが、いくつかの場合、月経周期に関係なく、症状が続くことがあります。PMSは、女性の生理周期に関連したホルモンの変化が原因で起こると考えられています。
おりもの(膣分泌物)が多かったり、色やにおいが気になったり、かゆみが気になることがありますよね。
正常なおりものは乳白色ですが、違った色のおりものが出たり増えたり、異常を感じたら診察を受けましょう。
膣内に細菌や真菌(カンジダ)がいる場合や思いがけない性病になっている場合があります。簡単な検査わかり、結果は7日ほどで出ます。
原因菌としては、黄色ブドウ球菌、カンジダや一般細菌、クラミジア、淋病、トリコモナスなど性病のこともあります。
性病は性的接触によって感染する感染症です。淋菌、クラミジア感染症、トリコモナス膣炎、梅毒、ヘルペス感染症、HIV感染症などが含まれます。
おりものに異常を感じる場合や下腹部に痛みを感じるなどの症状が出た場合はすぐに当院までご相談ください。
40歳半ば過ぎて徐々に女性の卵巣機能が低下する更年期において、ホルモンバランスの変化により身体や精神に様々な不快な症状が現れる病気です。
月経が不規則になったり、顔のほてり、のぼせ・不眠・イライラ・頭痛の症状が出ます。
特に閉経(通常は50~51歳)の少し前から症状が出てきます。ホルモン値チェック(女性ホルモンのほかに甲状腺ホルモン)をすることによって更年期が近いかどうかなど知ることもできます。
治療は漢方薬や最近ではホルモン療法(HRT)が有効です。
子宮頸がん検査は簡単な検査で子宮口を専用のブラシで細胞を取ります、時間もさほどかかりませんので恥ずかしがらず2年に1度は必ず受けましょう。
ご希望があればエコーで卵巣 子宮の検査もしますのでお申し付けください。
ただし閉経後の不正出血は子宮体がん検査が必要な場合があります。(子宮内膜の細胞を取るので少し痛みを伴いますがすぐ終わります)
*名古屋市在住の方は無料クーポンが使用できます、クーポンのない方でも2年に1度は500円で受けられます。ほとんど痛みはなくすぐ終ります。結果は他に検査、治療等がない場合2週間ほどで郵送いたします。
自分の予定生理より10日ほど遅れたらご自身で尿検査をしていただくか、お気軽に来院してください。
経腟エコーで妊娠5週ごろになると子宮内に胎嚢が見えるはずです。
妊娠初期(5~10週)の出血やおなかの痛みで悩んでいる方、
一般的には妊娠5週で子宮の中にシャツのボタンほどの大きさの胎嚢というものが見えてきます。
さらに10日から14日経過すると胎児の姿と心拍動が確認できます。
その時期に出血などあった場合、流産の危険性もありますので、まずは安静にして医師に見てもらいましょう。