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HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)の無料キャッチアップ接種は本年度まで!

Where should I go to see a doctor?

HPVワクチンは 無料 キャッチアップ接種は、本年度で終了です!

1997年4月2日~2008年4月1日生まれ(16-27歳)の女性

以前に子宮頚がんワクチンをうち損じたかたは、初回接種は9月スタートが最終ですのでお早めに打ちましょう。

当院では名古屋市に住民票がある方対象です。

そもそも子宮頸がんとは?

子宮頸がんは、、子宮の入り口にあたる子宮頸部に発生し、初期段階ではほとんど自覚症状がないため、発見が遅れることが多いです。

最近のデータですと、毎年1万人の女性が発症し、毎年2,800人ほどの方が亡くなっているそうです。それだけ恐ろしい病気です。

多くの方は「自分は大丈夫」と思いがちですが、実際には誰もが子宮頸がんにかかるリスクがあります。

特に、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスが主な原因であり、このウイルスはごく普通の生活の中で誰にでも感染する可能性があります。感染しても、症状がないまま長期間にわたり体内に潜伏し、気づかないうちにがんが進行してしまうことがあります。

子宮頸がん

さらに恐ろしいのは、このがんが進行すると、治療が非常に困難になるという点です。手術や放射線治療、抗がん剤治療などが必要になり、その過程で体力的・精神的な負担も非常に大きくなります。早期発見と予防が何よりも重要です。

当院では、子宮頸がんの早期発見に力を入れており、予防接種や定期検診を通じて患者様の健康を守るサポートを行っています。

また、以前に子宮頚がんワクチンをうち忘れてしまったという方向けの無料のワクチン接種(キャッチアップ接種)は本年度で終了です。

お早めに打ちましょう。

子宮頸がんは誰にでも感染する可能性があります

実はヒトパピローマウイルス(HPV)は、私たちの身近にあるウイルスです。

HPVは性交渉を通じて感染することがほとんどですが、だからといってこの行動をしている人だけが感染するわけではありません。

このウイルスは皮膚や粘膜にある細胞に感染するので、普通の生活を送っている人でも知らないうちに感染してしまうこともあるといわれております。

HPVに感染しても、大抵の場合症状が出ないため、自分では気づかないことがほとんどです。しかし、体内に残り続けると、将来的に子宮頸がんや他のがんを引き起こす可能性があります。

HPVワクチン公費助成の対象者について

HPVワクチンは、子宮頸がんを予防するための重要なワクチンです。2024年度も引き続き、特定の対象者に対して公費助成が行われます。

定期接種対象者

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対象学年

小学校6年生(2024年度に12歳)、中学校1年生(13歳)、中学校2年生(14歳)、中学校3年生(15歳)、高校1年生(16歳)

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生年月日

2008年4月2日~2013年4月1日生まれ

定期接種の最終年度にあたる高校1年生相当の方は、2024年9月末までに医師に相談し、標準的な接種期間内に公費で3回接種を完了する必要があります。接種を完了するためには、2024年3月末までに受けることをお勧めします。

キャッチアップ接種対象者

キャッチアップ接種は、1997年4月2日~2008年4月1日生まれで、過去にHPVワクチンの3回接種を完了していない方が対象です。

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対象年齢

2024年度に17歳~26歳になる方

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生年月日

1997年4月2日~2008年4月1日生まれ

キャッチアップ接種の対象者は、公費での接種が2025年3月31日まで可能です。

接種期間内に接種を完了するためには、2024年9月末までに婦人科へ相談しましょう!

まとめ

本年度までのHPVワクチン無料キャッチアップ接種は、これが最後のチャンスです!

特に1997年4月2日~2008年4月1日生まれの方は、過去にワクチン接種を逃してしまった方も、公費で接種できる機会を逃さないようにしてください。

子宮頸がんは、初期段階では自覚症状が少なく、進行すれば治療が困難になる非常に深刻な病気です。自分の健康を守るためにも、早めに接種を終わらせましょう。